組み立てに困ったら…タワーハック!【天井突っ張り編】
タワーハック!シリーズ 突っ張り型木製キャットタワー編 第1話
【天井突っ張り編】
今回からお届けする新シリーズ「タワーハック!」。SUMIKA商品をお使いいただく上での、ちょっとしたアイデアやテクニックをお伝えします。初回を飾るのは、たくさんの方にお使いいただいている商品『突っ張り型木製キャットタワー』です。
「どうしても真っ直ぐ立たない…」「直ぐに緩んじゃうのはなぜ?」
そんな時にも、ぜひご参考にしていただきたい内容ですので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
突っ張りを効かせる際に重要な「天井板」と「ネジ」の関係とは?
SUMIKAだけでなく多くの突っ張り型キャットタワーで採用されている「ネジ式の突っ張り」では、突っ張りを効かせるパーツそれぞれが”ガッチリ”連結されていることがとても重要です。中でも、最後に突っ張りを効かせるために回して作業を行う「天井板」とそれを支える「天井ネジ」はの関係はとても重要に。今回は「天井板」と「ネジ」の関係について詳しくお伝えします。
POINT (1) 天井板の金具にネジをしっかりとねじ込む
まずは天井板に差し込むネジの方向をチェック!SUMIKAでは、強い突っ張りをしっかりと支えられるように天井側に六角形の「ナット」と呼ばれる金具を3つ付けていますが、天井ネジが天井板についているメス金具の奥までしっかりと入っていないと、いくらナットを締めても緩みが生じてしまいます。
また、この作業は最終段階で突っ張りを効かせるために「天井板を回す」作業のキモに!振っても落ちない、簡単には回らないというところまで、しっかりと強く接続してください。
POINT (2) 強い絆を作る秘訣は「ワッシャーを平にする」こと
さて、ネジ式のキャットタワーでは、殆どの場合で突っ張りを保持するために「ナット」が用いられていますが、その間にある円形の金具「スプリングワッシャー」がついている商品は割と少ないことをご存知でしょうか?「じゃあ無くてもいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、ナットとワッシャーは夫婦のような関係。スプリングワッシャーはナットが弛まないように、しっかり下支えしてくれる頼もしい存在なのです。
そんなスプリングワッシャーの役割をしっかり果たしてもらうためにも、重要な作業が「ワッシャーの重なりが潰れるまでしっかりと回すこと」。その名の通り、元々スプリングワッシャーは、ピッタリとは重なっていません。「この重なりがなくなったらOKよ〜」というサインを出してくれているんですね。
天井板のメス金具にしっかりとネジを接続したら、その接続が”ガッチリ”と保たれるように3つのナットをスプリングワッシャーの重なりが潰れるまで、しっかりと締めて固定しましょう。
天井板とネジが”ガッチリ”接続されていれば突っ張りも簡単に!
1:天井板のメス金具に接続ネジがしっかり挿入されていること
2:3つのナットの間にあるスプリングワッシャーの重なりが平になっていること
この作業は最終段階で突っ張りを効かせるために「天井板を回す」作業でとても重要です。天井板とネジがしっかりと接続されていれば、突っ張りを効かせるために天井板を回しても、天井板とネジの接続は緩みません。逆に、回している際にネジと天井板の接続が甘くなってしまうと、それがタワー全体の緩みの原因になってしまうのです。
それを防ぐためにも、「まずは天井板と天井ネジを”ガッチリ”接続することが大切」というお話しでございました。簡単な作業ではありますが、見落としがちでもありますので、タワーをお持ちの方は、ぜひ今一度チェックしてみてくださいね!
⭐️次回も「タワーハック!」突っ張りのお悩み解決の第二弾をお届け予定です⭐️
タワーハック!第1話いかがでしたでしょうか?今後も同シリーズでは、皆さまの疑問や困ったにお応えできるような記事をお伝えしてまいりたいと思っております。ぜひ、次回以降もご期待ください。